裸足を上から見て、親指と人差し指のどちらが前に出ているかで見分ける。いちばん近いものをえらぶ。
足の裏を濡らして、乾いた厚紙や段ボールの上にまっすぐ立つ。足を上げて残った跡が、どれに近いか。
写真と見比べるだけでも見当はつくが、迷うときは測る。紙を床に置いて、その上にまっすぐ立つ。かかとを紙の端に合わせて、鉛筆を紙に垂直に立てたまま足の輪郭をなぞり、五本の指それぞれの先端に印をつけて、かかとからの距離を測る。親指と人差し指の差が3mm以内ならスクエア型、親指が前ならエジプト型、人差し指が前ならギリシャ型になる。
座って測ると体重がかからず、実際より小さく出る。かならず立って、体重を両足に均等にかけた状態で測る。左右で型が違う人もめずらしくないので、両足とも測って、長いほうの足を基準に靴を選ぶ。
測るなら夕方がいい。足は一日の終わりにむくんで、朝より5mmから1cmほど大きくなる。朝ちょうどよかった靴が夕方きついのはこのためで、靴を買うのも夕方がすすめられる。
ここで使ったエジプト型・ギリシャ型・スクエア型(ローマ型)の3分類が、靴の分野でも医療の分野でも標準的に使われるものになる。これにゲルマン型(親指がいちばん長く、残りの四本がほぼ同じ長さで横に並ぶ)とケルト型(親指が短く、人差し指がいちばん長い)を加えた5分類を紹介する記事もあるが、こちらは民族名を当てた通俗的な呼び方で、統計や医学的な裏づけがはっきりしているわけではない。ゲルマン型はエジプト型の、ケルト型はギリシャ型の変種として扱えば十分だと思う。
なお、つま先の形と土踏まずの高さのほかに、足の幅(ワイズ)や、歩くときにかかとが内側に倒れるか外側に倒れるか(回内・回外)という軸もある。靴が合わない原因が長さでも型でもないときは、この幅か倒れ方を疑うことになる。