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長い雨が終わった東京、三連休は久しぶりの秋晴れ。どこへ行くのがいい?

東京で長く続いた雨が、ようやく途切れた。

9月は雨の観測が34日間続き、「秋晴れはどこへ行ったのか」と感じる空が続いた。ところが10月9日金曜日の東京は朝から晴れた。さらに、10日土曜日から12日月曜日・スポーツの日にかけても、関東は移動性高気圧に覆われる。

今日だけ偶然晴れたのではない。10日と11日は広い範囲でしっかり晴れ、12日も雲が増える程度で、三連休を通して雨を主に心配せず出かけられる予報だ。東京では久しぶりに、晴れを前提に三日間の予定を組める。

東京ディズニーランドのような一日屋外で過ごす場所から、日光東照宮、草津温泉、榛名山、箱根、河口湖まで、久しぶりに天気を理由に諦めなくてよい連休になりそうだ。洗濯物を乾かすだけではもったいない。ただし、平地では25℃を超える一方、山や温泉地の朝晩は一桁まで下がる。行き先によって服装はかなり変わる。

この記事の予報は10月9日11時から12時ごろの発表をもとにしている。山沿いでは予報より早く雲が出る場合があるため、出発前に現地の予報をもう一度確認してほしい。

なお、陸上が晴れていても、太平洋側では台風28号・29号からのうねりで波が高くなる可能性がある。海辺へ行く場合は、台風が遠いのに波だけ先に届く理由と波浪情報も確認したい。

先に結論、どこへ行くのがよさそうか

今回の三連休は「雨を避けられる場所を探す」のではなく、「続く晴れをどこで使うか」を選べる。特に10日と11日は、屋外を一日歩く観光地や、空と山の眺望が主役になる場所を優先したい。

目的おすすめ行くなら
とにかく青空の下で一日遊ぶ東京ディズニーランド・ディズニーシー10日か11日
寺社と秋の山を歩く日光東照宮・奥日光10日か11日
温泉と山景色を両方楽しむ草津温泉10日か11日
日帰りで山と湖を見る榛名山・榛名湖10日か11日
富士山の眺望を狙う河口湖10日午前か11日午前
近場で街歩き鎌倉・横浜・浅草3日とも候補、12日は街歩き向き
花と広い空を楽しむ国営ひたち海浜公園10日か11日
最終日に静かめの温泉へ箱根12日も晴れるが防寒が必要

天気だけで選ぶなら、10日と11日はほぼ互角だ。12日は平地で晴れ間が残る一方、東京や千葉では雲が増える見込みなので、写真や眺望を重視するなら前半、食事や温泉を組み合わせるなら最終日がよい。

関東全体、10日と11日は秋晴れ

10月9日に戻った青空は、少なくとも三連休前半まで続く見込みだ。これまでのように、晴れ間が数時間だけ出て再び雨になる予報ではない。関東のほぼ全域で、10日と11日に晴れが並んでいる。

10月9日11時発表の気象庁予報をもとにした関東の三連休予報では、10日は関東7都県が晴れ、降水確率は0%。11日も晴れか晴れ時々曇りで、降水確率は10%となっている。

12日は東京、千葉、神奈川で「曇り時々晴れ」、降水確率30%。栃木、群馬、埼玉は晴れ時々曇りで20%の見込みだ。

地域10日(土)11日(日)12日(月・祝)
東京晴れ、25/16℃晴れ、27/16℃曇り時々晴れ、25/16℃
千葉晴れ、25/16℃晴れ時々曇り、23/19℃曇り時々晴れ、23/19℃
栃木晴れ、26/14℃晴れ、27/14℃晴れ時々曇り、26/15℃
群馬晴れ、26/14℃晴れ、28/15℃晴れ時々曇り、26/16℃
神奈川晴れ、25/17℃晴れ、27/17℃曇り時々晴れ、25/17℃
山梨・河口湖周辺晴れ中心晴れ中心晴れ間はあるが雲が増える可能性

表の気温は各都県の代表地点で、山地の気温ではない。日光、草津、榛名山、箱根、河口湖では、これより大幅に低くなる。

東京ディズニーランドは3日とも晴れ、ただし混雑は覚悟

東京ディズニーランドの地点予報は、10日が晴れで24/16℃、11日が晴れで27/17℃、12日がおおむね晴れで26/17℃。降水確率は10日0%、11日10%、12日0%となっている。

屋外で待つ時間が長いパークにとって、今回はかなり条件がよい。日中は半袖でも暑く感じる時間がありそうだが、日没後まで滞在するなら薄手の上着が必要になる。

東京ディズニーリゾートの公式運営カレンダーでは、3日ともランド、シーともに9時から21時まで営業予定。1デーパスポートは10日11,900円、11日12,400円、12日10,900円で、価格だけを見れば12日が低い。

晴天と三連休が重なるため、空いている日を期待するのは難しい。天気を優先するなら10日か11日、料金と翌日の仕事・学校による夕方以降の人出減少を狙うなら12日が候補になる。

日光東照宮は10日と11日、朝から歩く

日光東照宮の地点予報は、10日が晴れで22/9℃、11日が晴れで23/10℃、12日がおおむね晴れで15/7℃。3日とも雨の可能性は低い。

日光は三連休の中でも有力だ。東照宮周辺を歩くなら10日と11日は過ごしやすく、奥日光まで足を延ばせば草紅葉や色づき始めた木々も期待できる。

2026年は山地と平地で紅葉の進み方に差が出ている。全国の紅葉見頃予想と、旅行日まであと何日かも別記事にまとめた。

注意したいのは朝の冷え込みと渋滞だ。東京の最低気温が16℃でも、日光は9℃前後。12日は日中も15℃程度までしか上がらない予報なので、薄手のダウンや風を通しにくい上着がほしい。いろは坂や中禅寺湖まで行くなら、早朝出発が向いている。

草津温泉は11日まで暖かめ、12日は気温低下

草津温泉の地点予報では、10日は晴れで21/9℃、11日は晴れのち曇りで23/10℃、12日は晴れ間があるものの18/9℃まで下がる。

湯畑や西の河原公園を歩き、露天風呂へ入るなら3日とも天気は悪くない。青空の下で散策するなら10日、日中の暖かさなら11日、温泉を主役にして混雑の山を少し避けたいなら12日が合う。

標高が高いため、夕方以降は東京より一段寒い。温泉から出たあとに薄着で歩き続けないよう、脱ぎ着しやすい上着を用意したい。

榛名山・榛名湖は10日か11日の午前

群馬県の平地は10日と11日が晴れ、12日も晴れ時々曇りの予報だ。榛名山と榛名湖は標高が高く、前橋の代表気温より低い。湖畔の散策、榛名山ロープウェイ、伊香保温泉を組み合わせるなら、空が安定しやすい10日か11日の午前がよい。

山では晴れ予報でも雲がかかり、風で体感温度が下がることがある。平地で28℃近くまで上がる11日でも、榛名湖へ半袖だけで行くのは避けたほうがよい。

伊香保の石段街まで下りれば、山頂付近より暖かい。午前に榛名湖、午後に伊香保温泉という順番なら、日没後の山道を減らせる。

箱根は3日とも候補、12日は15℃予報

箱根の地点予報は、10日が晴れで21/12℃、11日が晴れで22/11℃、12日も晴れるものの15/10℃。雨の心配は小さいが、最終日は日中の気温が急に低くなる見込みだ。

大涌谷や芦ノ湖で景色を見るなら10日か11日。12日は温泉、美術館、乗り物を組み合わせるコースに向く。芦ノ湖やロープウェイは風の影響を受けるため、晴れ予報だけでなく当日の運行情報も確認したい。

河口湖は富士山を見るなら午前中

河口湖周辺の予報は10日が22/10℃、11日が25/9℃、12日が18/8℃で、晴れ中心となっている。富士山の眺望を目的にするなら、雲が発生しにくい朝から午前中が本命だ。

日中が暖かい11日でも朝は9℃。湖畔では風を受けやすく、12日は最低8℃まで下がるため、東京と同じ服装では寒い。晴れていても上着を車やバッグへ入れておきたい。

山梨の山沿いは予報モデルによる差が出やすい。富士山ライブカメラと現地の時間別予報を出発前に確認し、雲が多ければ忍野八海、ワイナリー、美術館などへ切り替えられる計画が安全だ。

鎌倉・横浜は12日の街歩きにも向く

神奈川県は10日と11日が晴れ、12日は曇り時々晴れ。鎌倉、横浜とも雨を主に心配する連休ではなさそうだ。

鎌倉で寺社と海を歩くなら10日か11日。日差しが強くなりすぎない12日は、小町通りや北鎌倉を歩くにはむしろ楽かもしれない。海沿いは風が出ると体感温度が下がる。

横浜は赤レンガ倉庫、山下公園、港の見える丘公園をつなぐ屋外コースが組みやすい。12日に雲が増えても、中華街、カップヌードルミュージアム、商業施設へ移りやすいので、予報が少し変わっても対応しやすい。

秩父とひたち海浜公園も晴天向き

埼玉県は3日とも晴れベース。秩父では長瀞、三峯神社、羊山公園周辺のドライブが候補になる。山間部では朝晩が冷えるため、日光や榛名山と同様に上着が必要だ。

茨城県の国営ひたち海浜公園も10日と11日が晴れ、12日は曇り時々晴れの予報。みはらしの丘ではキバナコスモスが見ごろを迎えている。広い園内を歩くため、暑さが控えめな10日か、朝から動ける11日がよい。

都内だけでも十分に秋晴れを使える

遠出をしなくても、東京は10日と11日が晴れ、最高25℃から27℃の予報だ。

浅草から隅田川、上野公園、皇居外苑、代々木公園、お台場など、長時間歩く場所を選びやすい。久しぶりの強い日差しになる可能性があるため、帽子と飲み物はまだ必要だ。

東京では34日連続で雨が観測された時期があり、今年はとくに「秋晴れが久しぶり」と感じやすい。今日9日に晴れ、明日からの三連休も晴れる。この連続性が今回のポイントだ。洗濯だけで終わらせず、屋外へ出るなら10日と11日を使いたい。

三連休の持ち物

行き先が決まっていなくても、次をそろえれば平地と山の両方へ対応しやすい。

  1. 平地用の半袖または薄手の長袖
  2. 朝晩と山地用のカーディガン、パーカー、薄手のダウン
  3. 日差し対策の帽子と飲み物
  4. 山や湖で風を防ぐ上着
  5. 念のための折りたたみ傘
  6. 渋滞や混雑を避けるための早朝出発プラン

晴天が続くほど、ディズニー、日光、箱根、草津などの定番は混みやすい。天気だけでなく、移動時間と帰りの渋滞まで含めて選びたい。

迷ったらこう選ぶ

青空と景色を最優先するなら、10日か11日に日光、榛名山、河口湖へ。長時間の屋外レジャーなら東京ディズニーランド。温泉と散策を両立するなら草津か箱根がよい。

12日は雲が増える可能性があるので、横浜、鎌倉、浅草のように屋外と屋内を切り替えやすい場所が選びやすい。山へ行く場合は、日中の気温低下を前提にする。

今回の三連休は、関東のどこか一か所だけが晴れる予報ではない。東京から日帰りできる広い範囲で行楽日和になる。最も大きな違いは雨よりも、平地の暑さ、山の冷え込み、そして晴天による混雑である。

参考資料