TYPHOON / RAIN / TIME

雨の強さが同じでも、
長く降れば量は増える。

同じ幅・同じ強さの雨雲が、ひとつの街を通過します。違うのは進む速さだけ。遅い台風と早い台風で、雨が続く時間を比べてみましょう。

同じ条件で比べた結果

遅い方は 3倍 長く降る

雨量の差は96 mm。雨の強さはどちらも12 mm/hです。

01 / 条件を変える

速さだけ変えてみる

まずは2本のスライダーを動かしてください。

5 km/h25 km/h
30 km/h60 km/h
雨雲の幅・雨の強さも変える
60 km240 km
5 mm/h30 mm/h

この2条件は、両方の台風で同じ値を使います。

02 / 時間を進める

同じ街に、雨雲が何時間かかる?

遅い台風と早い台風の雨域が街を通過する模式図 上段が遅い台風、下段が早い台風です。雨域は右へ進み、縦線の街を通過します。 遅い台風早い台風同じ街 色のついた帯=同じ幅・同じ強さの雨域
0 → 14時間
ゆっくり 10 km/h12時間

雨が続き、積算 144 mm

いま 0 mm
速く 30 km/h4時間

雨が続き、積算 48 mm

いま 0 mm
03 / 量を見比べる

同じ雨でも、積もり方が違う

横軸は経過時間、縦軸は街での積算雨量です。

遅い台風早い台風
積算雨量(mm)経過時間 150750 0714 時間
WHY / しくみ

雨量は、
強さ × 時間。

気象庁は、ゆっくり進む台風が前線を活発にし、長い期間雨を降らせた事例を紹介しています。この画面ではそこから「同じ雨域が街を通過する」という部分だけを取り出しました。

雨が続く時間 = 雨域の幅 ÷ 移動速度
積算雨量 = 1時間の雨量 × 雨が続く時間

これは一定幅・一定強度の雨域が台風と同じ速さで直進する架空の模型です。実際の台風では雨域の形・強さ、前線、地形、進路が変わります。表示値は予報や危険度判定ではありません。防災判断には最新の気象庁の情報を確認してください。

参考:気象庁「台風に伴う雨の特性」・気象庁「台風や大雨に関する最新の防災気象情報」