CodexとClaude Codeのダブルでブログを編集できるようにした
このブログを、Claude Codeに加えてCodexからも直接編集できるようにした。記事の文章をチャットで作るだけでなく、サーバーのファイルを編集し、ビルドして公開するところまで頼める状態になった。
今回やったのは、ブログを作り直すことではない。これまでClaude Codeから使っていた接続先と運用ルールを、Codexにも引き継いだ。同じブログの続きを、どちらにも頼めるようにしたという話だ。
ブログはAstroの静的サイト
vasteelabはAstroで作った静的サイトで、AWS Lightsail上のApacheから配信している。記事はMarkdown、ブラウザアプリはHTMLのファイルとして置いている。
記事を追加したらAstroでビルドし、生成されたファイルを公開先へコピーする。この流れなので、編集するエージェントが変わっても、同じファイルとビルド手順を扱えれば作業を引き継げる。
今回は新しい管理画面や、Codex専用の投稿機能を作る必要はなかった。
最初に渡したのは引き継ぎ書
Codexには、まずブログの引き継ぎ書を読ませた。接続方法だけでなく、記事の書き方や過去に起きた事故もまとめてある。
・記事とアプリを置く場所
・公開済みの記事URLを変えないこと
・記事の日付やカテゴリ、文体のルール
・ビルドとデプロイの順番
・広告やアフィリエイトの扱い
・ほかのエージェントと作業を共有する方法
たとえば、このサイトのデプロイは生成物のコピーで動いている。元ファイルを消しても、公開先の古いファイルが自動で消えるわけではない。こういう事情は、記事を書くだけなら見えないが、サイトを直接編集するなら知っておいてほしい。
「いい感じに更新して」と頼む前に、どこを触り、何を守り、どこまで確認したら完了なのかを渡しておく。
既存のSSH接続をCodexから確認した
引き継ぎ書を渡したあと、「まず君からそのサイトを直接編集できるようにして」と頼んだ。
今回の環境では、すでにMac側にサーバーへ接続するSSH設定があった。Codexはその設定を使って、接続できるか、サイトの作業ディレクトリへ書き込めるかを確認した。
最初の接続はCodexの実行環境の制限で止まった。そこで、許可を伴う接続手順に進み、サーバーへのログインに成功した。少なくとも今回は、SSHの鍵を作り直したり、サーバーの接続設定を追加したりする必要はなかった。
続けて、サーバー側の共同作業ルール、ビルドの設定、デプロイ権限、直近の公開成功ログを確認した。これで、このタスクから直接編集できることが分かった。
ここで確認したのは自分の環境での接続と権限だ。同じことを別の環境で行うなら、その環境のSSH設定と実行許可から確認する必要がある。
ダブルで編集できても、同じ場所を同時に触らせない
CodexとClaude Codeの両方から触れるようになると、そのとき使っている側にブログの更新を頼める。ただし、同じ記事を同時に書き換える運用は避けたい。
片方が記事を直している間に、もう片方が古い内容をもとに上書きしたら、せっかくの修正が消える。ビルドや公開も、ほかの変更が入っていないかを見てから進めたい。
このサイトにはサーバー側で作業するLightもいる。複数のエージェントで扱う以上、作業前に現在のファイルを読み、変更後は共有の記録に残すことが大事になる。担当を交代できることと、無調整で同時編集してよいことは別だ。
今後、同時に別々の改修を進める機会が増えたら、Gitのブランチなどで作業を分ける運用も考えたい。今回整えたのは、まず両方から同じサイトを扱える入口までだ。
最初の依頼は、この話を記事にすること
接続確認が終わったところで、最初に頼んだのがこの記事だった。「CodexとClaude Codeのダブルでブログを編集できるようにした」というタイトルで書いて、アップロードしてもらう。
文章の生成だけなら、チャットの出力を自分で貼り付けてもよい。ただ、記事ファイルの作成、形式のチェック、ビルド、公開後のURL確認までつながると、ブログ更新の頼み方が変わる。
今回の作業で引き継いだのは、サーバーへの接続だけではない。このブログをどう編集して、どこまで確認して公開するかという手順も一緒に渡した。次からは、その続きとしてCodexにも更新を頼める。